今年も友人とキルト展に行って来ました。
今年は展示ブースがかなり減って、ショップの割合が
大分増えたなーという印象が強かった。
赤毛のアンが出版100年を迎えて、キルターだった
作者のモンゴメリの作品や(幼い頃制作されたザクザクと
端布を合わせたキルトが良かった。)
アンの世界を表現した、家や部屋のキルト作品が面白かった。
庭にある草花や穀物までもが、細部に渡って
布で表現されていて、見入ってしまった。
19Cのアーミッシュアメリカンアンティークキルトの、
シンプルで独特なデザインも印象的だった。
今まで見たアメリカンキルトのデザインと違うのは
宗教上の理由からかな。素朴で幾何学的な
デザインが今見るととても新鮮に見える。
同じブースにあった現代アメリカ人の作品を見ると
日本で良くあるキルトの技法とは違って、
様々な物が縫い合わさっていて、自由な線で新鮮だった。



毎回楽しみにしていたマミ川崎さんのフラワーデザインや、
草乃しずかさんの作品が無くなっていて、ちょっと残念だった。
キルトをやっている人の目は本当に厳しいなーと思う。
ミシンで縫っているからダメじゃんっ!とか、
裏地も細かく見ていて、縫い方が荒いな..という声が
あちこちから聞こえてきます。
不器用で忍耐力がない私は、本格的にキルトをやるのは無理..
といつも作品を見ながら思うのですが、ちょっと編み物の手を
休めて、途中になっていたヨーヨーキルトを再開しています。

http://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/