去年見たリトルエキスポでの、神保町AMULETで
行われた編み物オーケストラ。
ボイスアーティスト山崎阿弥さんが、他の4人に
指示を出し、実際にあった事、架空の事..と様々な
会話が4人の中で繰り広げられてくパフォーマンス。
静かな空間の中、3人の編み物をする音や
かすかに身体を動かす音、空調の音などと
それぞれの噛み合わない話し声が重なり合い、
不調和音が生まれてくる。
指揮をする山崎さんの"お願い"が
4人の身体を様々な場所に連れていく。
液体の入ったグラスを音叉で叩く音や、
山崎さんのハスキーなボイスが重なり合う。
ラストに「本当の事をひとつだけ教えて..」という
お願いの指示がなかなかOKが出ず、
ぐいぐいと身体に食い込んでくるようだった。
見た事はないけれど、演劇などの限られた空間の中で、
意識と身体を動かす表現は、こんな風に肉体と精神を
自由自在に持って行けるように訓練するのかな..と
新たな表現を見たようで面白かった。
山崎さんの指揮で、不調和音が整合されていく
様子は、まさにオーケストラだった。




世の中には本当に様々な種類の"編む"という表現があるな..
と、最近はtumblrflickrばかり見ています。
編むという事に興味を持ち始めたばかりの頃には
想像もつかなかったニットグラフィティが世界中には
沢山あって、ネットサーフしながら一人でワクワクしています。
写真はイギリスで行われたWaterAidでの"ニットの川"の
パフォーマンスと、アメリカ流ニッティングマシーン。
Knitting Drummerの映像はスティックで編み物を
しながらドラムを叩いていて笑えます。
今は平凡な作品しか作れない私でも、いつか
インスタレーション的なニットグラフィティが
作れるようになれれば面白いな..と思います。
とりあえず

tumblr
http://aon9.tumblr.com/

flickr
http://www.flickr.com/photos/aon9/

を始めてみました。やっぱり英語はある程度
出来た方がいいな..とつくづく思うこの頃です。