今年も友人とキルトフェスティバルへ行って来ました。
去年、素敵なフラワーデザインが印象的だった
マミ川崎サンの生け花と布デザインは、今年も入り口にあり
可愛らしさが目に引きました。
蜷川実花のお母さんデザインのキルトが一点だけあり、
写真の色合いに似ているな..と思った。


スウェーデンのアンティークキルトのブースが面白くて、
1900年代始め頃に日常で使われていたニットや
シルクの下着を継ぎはぎ作られた物や、
民族衣装用の小物、スウェーデン王室で使われていた
ベッドカバーなどが展示されていた。
今目にする北欧独特の植物などを単純化したデザインは、
この頃からあった物なんだな..と思った。
実際暮らしの中で使い込んだ、しみが付いた様々な布を、
シンプルに使い勝手良くパッチワークしている作品は、
手が込んだ普段使いがもったいないような作品より、
とても素敵な物に思えた。


今年は草野しずかサンの作品がなくて残念だったけれど、
内藤乃武子さんと石田節子さんのブース
「和のあそび心」が面白かった。古い着物を
パッチワークしてリメイクされた和小物が展示されていた。


その他ジーンズをパッチワークした物や、木の枝が
貼付けられた物など、面白い手法のキルトもありました。


いつもと比べてブースが細かく区切ってあって、
とても見づらい感じもした今回。キャシー中島など、
人気がある作家のブースはわざわざ並ばなければ見れなくて、
不便な気がした。マーケットの数が多くて
作品の数が少ない気がしたのは気のせいかな。。