ワニさんのコーヒー講座3クール目が終了しました。
今回は真夏の講座が多かった中、ワニさんの旅のスケジュールが
ギッシリだった事もあってか、教室でじっくり淹れる授業。
リクエストをして、アイスコーヒーの淹れ方を教わりました。
深煎(フレンチ〜ハイ)の細挽きの豆30g(一人分)で
ポタポタと全体をぬらすように湯をゆっくり注いでいく。
2,3周して全体がふっくらしてきたら、まん中に湯を
いつもと同じように注いでいく。
(ファーストドリップが落ちるのはかなり遅め。
蒸らし時間におく間はなく、全体にポタポタと
ゆっくり湯を落とすようにする)
通常の量の1/3になったらドリッパーは外す。
大きめのグラスにたっぷりの氷、ガムシロップを入れ、
そこにドリップしたコーヒーを入れ、マドラーでかき混ぜたら、
バニラアイスを浮かべ、生クリームをたらして出来上がり。
こってりとしているのかな...と思って飲んでみると
ちょうどいい味で、甘味がバランス良く、エグミもなくて
とっても美味しかった。カフェオレも同様の淹れ方だそう。
ミルク1/2,コーヒー1/2か、ミルク2/3,コーヒー1/3と
いうふうにドリップの量を調節するそうです。


今回はワニさんが関西や温泉地で焼いたコーヒー豆や
池袋の山下コーヒー、みんなで変態培煎人?面白い人の
豆を持ち寄る会では、四国のBun-Bun Roasters、
屋久島の一湊珈琲、雪谷大塚の香炉庵、など
全国色々な場所の珈琲が飲めて楽しかった。
私は十一房珈琲、カフェ・ド・ランブル、
プシプシーナ珈琲などの豆を持参しました。
皆が持参した、沢山の美味しいおやつを頂きました。
可愛らしい形の空豆粉の落雁、豊島屋の小鳩豆楽。
ラスク好きの私が、今まで食べた中でも美味しかった
高崎ガトーフェスタ・ハラダのグーテ・デ・ロワ。
保存料を一切用いなくて、バターのコクがありサクサク。
カフェゆるりとのオレンジとジンジャーの焼き菓子。


今回もワニさんの、様々な地方の旅の話しを聞けました。
素材重視市場の危険さ、オーガニックコーヒーが
流行った頃と、今のカップ・オブ・エクセレンス受賞の
豆が売れる背景は似ている。素材がイイだけでは
美味しい珈琲は飲めない。
はじめた事を「金が一番にしてしまう」ことの危険さ、
自分自身が生き生きとしていられる空間、
全国で同じような味に出会う..変な現象、
せっかくはじめた事を小銭をドブに捨てるような事は
しないように...など印象に残る話しも色々してもらいました。
今回の締めは、駒込の美味しい焼肉屋で打ち上げでした。