ぼくの伯父さん [DVD]

ぼくの伯父さん [DVD]

3月のsoto映画会。
ジャック・タチ監督の1958年「ぼくの伯父さん」。
何度も見ているこの映画、スクリーンで観るのは初めて。
タチ自身が演じる愉快なユロおじさん。
ゆったりした下町の生活を楽しみ、小さなアパートに住む。
義兄はプラスチック製品の会社を経営し、モダンな大きな
邸宅に住む成功者。でもその家の近代的な機械仕掛けは
壊れ三昧で、不便な事ばかり。
必要な時、開かなかったり閉まったりで不便なガレージや門。
肉や卵を焼くだけなのに、沢山のボタンを押さなければ
ならないキッチン。デザインだけで座りずらそうな椅子。
遠回りしなければ玄関に辿り着かない、庭の道など。
とてもスタイリッシュにデザインされた家やインテリアが、
どこかキッチュで可笑しく見えます。
息子ジェラールも楽しいユロおじさんが大好きなのですが、
やがて親に引き離されてしまう事に。。
現代社会を風刺した、ユーモア溢れるコメディです。




可笑しい家のモダンな四角からイメージされた、およばれごはん


・手前右/ラビオリ(ワンタン皮でホタテの貝柱、パイナップルを包む、バルサミコソース、パクチー
・手前左/ふきのとう(しょうゆだしゼリー)
・中右/固めに茹でたジャガイモ(エスプレッソソース、オリーブ油、こしょう)
・まん中/マグロの湯引き(レモンの皮にクレソンソース)
・中左/トーストにバター
・奥カップ/冷コンソメスープ(つるつるゼリー、かつおぶし、しゃりしゃりタマネギ、ベーコン粉末)
・イチゴ(中にカンパリゼリーとつぶこしょう入り)