実験写真家、上原ゼンジさんのゼンラボ・ワークショプに通い始めました。カメラを投げながら写真を撮ったり、ホームセンターなどで手に入る材料で、ブラブラ揺れる手ブレ増幅装置や蛇腹レンズなどの手作りレンズを多々制作されている上原サン。
http://www.zenji.info/


一回目のWSではシャッタースピードを1/8ぐらいまで遅くしてカメラを振り回しながら撮影するやり方を教わりました。振り方やシャッタースピードを少しづつ変えるだけで変化のあるボケ・ブレ写真が撮れる。室内、外でもかなり違った写りになって面白かった。


初めての教室の時、室内で撮った一枚。



帰り新宿・渋谷をブラブラしながら撮ったものを前回のwawonの時展示してみました。


i-Phoneにまとめたスライド動画も展示しました。


NO Photoshop NO Filter で撮影後の色補正トリミングは一切しませんでした。このボケ・ブレ写真は大判のマット用紙、少しザラザラした質感の紙に出力するとドローイングのようで面白いかも..と思っています。



2回目のWSではビー玉とチップスターの筒を使った宙玉レンズの作り方を教わりました。アクリル板の中心を削ってビー玉を接着して筒状の物に付けると出来るそうです。(コンパクトカメラでもマクロ撮り、マニュアルが出来るカメラであれば装着可能だそう。)


こちらは上原サンが制作されたレンズ。



家に帰って、上原サンに用意して頂いたレンズをクローズアップレンズ No.10とステップアップリングを付けてチップスターの筒に装着。


仮装着こんな感じ。



なかなかピントが合わなくて、チップスター筒の残骸が。


もう少しピント合わせを調整したら、チップスター筒にもペイントコラージュしたいと思う。百均に売っている消臭ビーズや植物用ビーズを利用しても面白い写真が撮れるそうです。



上原サンの抜群に愉快なアイディアとテクニックの話しを聞いていて、写真の基礎が分かってないと奇麗なボケブレ写真は撮れないんだな..と実感。写真にドローイングをしてから、ドローイングのような写真を撮ってみたいと思っていたところ、通い始めたWSでの講義は目からうろこです。



今週末のwawonでの展示ではチップスターレンズで撮った花の写真を展示する予定です。