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「ヤン富田の音楽と宇宙」へ行って来ました。
その時のトークの覚え書き。
アストロエイジ、人口知能、自然音、
ブレーンマシーンインターフェイス(脳の音から音楽へ)未来の音楽へ。
1曲目はラブソング。浮遊感スペーシーPOPから
スペイシーノイズへ。最後にブチっと切れる。
イメージは得に考えてない。人との別れ際が大事。
何でも別れ際が大切。こまっている時に
どうするかでその人の価値が決まる。
毎日音楽することは、全うに生きていくための術。
サージ・モジュラー・ミュージック・システム
(100カ所チューニング、電子音システム)。
電圧のかけ具合で音を出していく。マニュアルがない。
この音を出すために10年ぐらいかかった。
電気を使って新しい音を作っていく。エレクトロニック・ミュージック。
電子楽器のフェラーリ。1948年から電子音楽が始まった。
スイッチを押すのもハート。ハートをこめて押すと出てくる音も違う。
マンションの部屋から変電所へ行って、
家へ帰ってくる電気を思いながら音を出す。
「サイバーネクティクス学者たち」スティーヴ・トハイムズ。
科学会議の本。2001.1.10に発売された。21世紀初めに発売。
それをその日に発売した事の意味。それを表現することもPOP。
POPとは?
1.今の時代の素材と表現。それがPOPS。時代に則したもの。
2.時代とは別の独自のものPOP。
3.マニアックス。1や2ではないもの。
すぐにポップに追いつかれてしまうものは、大したPOPじゃない。
普遍的なものは常に目指している。
人間生きていく上で食べる事、生きていくほど
音楽なんて大したもんじゃない。その上でのエンターテイメント。
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200908/science_book_caf200982.html
何曲か演奏していた中で、アシスタントの人の脳波や、
ヤンさんの心拍音から拾ったものを変換する
システムコンピューターで演奏していた曲が面白かった。
「キレイな音になるようプログラムを組んだ。センスが出る。」
この曲が「エントロピーを破壊せよ..」で終わるところが印象的だった。
始まる前にかかっていたボブ・ディランのBlowin' in the Windと、
心地よいビートmixが面白いなーと思っていたら、ヘルメットを
かぶった松永サンだった。久々にコンピューマサンの音を聴いた。
大友良英「ENSEMBLES 09 休符だらけの音楽装置」へ行って来ました。
フロア全体にランダムに置かれた、全て違う種類の84台の
古いレコードプレーヤーに様々な仕掛けがしてあって、
(針におもりがついていたり、針金やプラスチック、ガムテープなどが
ついていたり、色々な形に彫られた盤があったり..)
時間差でそれぞれの場所のプレイヤーが動きノイズを発する。
隅っこに座ってジっと耳をすましていると、あちこちからかすかに違う
ノイズが聞こえてきて、ターンテーブルの前後上下の配置が、
奥行きがある音を作っていて面白かった。
ノイズ音に合わせて、落とし気味の照明の光が
変化するところもいいな..と思った。
YCAM展示凄かったんだろうな..2期も楽しみ。
Filamentの展示行けなかったんだけれど、どうだっただろう。
11月に水戸と大垣で特殊コンサートがあるみたいなので
これには是非参加したいな。
相変わらずTORTOISEの「BEACONS OF ANCESTORSHIP」
ばかり聴いてます。このアルバム賛否両論みたいだけれど、
私的には大絶賛。ポストロックからこんな風に進化する音を
聴けるなんて本当ワクワクします。
富士ロックには行けなかったので、単独公演を願うばかり。。
(TORTOISEのライブ見たのって何年前だろう。
ソニックユースにはペイヴメントのマークが参加して、
新しいのマタドールからリリースしてるんですね。時代は巡る..)
- アーティスト: Tortoise
- 出版社/メーカー: Thrill Jockey
- 発売日: 2009/06/23
- メディア: CD
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