ギャラリーFINDでコーヒー展があり、焙煎体験をしてきました。
手網焙煎用の網に、用意してくれたコロンビアの生豆100gを入れて、
火からちょっと浮かせて中火で煎っていく。
豆が均等に焼けるように、網を上下左右に揺すっていると
だんだん豆の焼ける香ばしい匂いがしてきて、
10分ぐらいで小麦色に色がつき始める。
パチパチと1ハゼが始まり、2ハゼで少し煎って、火をかけてから
20分ぐらいで、こんがりシティローストの豆の焼き上がり。
うちわで豆の熱を冷やして、初めての自分で焙煎した
コーヒー豆が出来上がりました。
焙煎後の豆は大分量がまして、計ってみたら
水分が飛んで軽くなっていました。
きっと自分で焙煎した豆は、焼きムラがあって飲めないだろう...
と思っていたら、味は思ったよりマズマズ。
きちんと中まで火が通っていて、何とか飲める味には仕上がりました。
相方は深めに焼いたら、アイスにすると美味しい豆になっていました。
生豆を少し譲って頂いたので、家でも焼けるようにコーヒー用手網を
購入してみました。色々な種類の豆を焼いてみてブレンド
してみたいです。この手網、形がシンプルでいいので、
豆やギンナンなど他の食材を煎るのにも使いたいです。




オルネ・ド・フォイユであった COFFEE FESTIVALで
オオヤコーヒが来るという事で、相方と飲みに行って来ました。
以前ボイスギャラリーに訪れたついでに寄った
京都のカフェ工船で頂いたコーヒーが美味しくて、
お土産にした豆のスーっとひける焙煎の良さに
機会があればまた飲んでみたいと思っていました。

オオヤさん本人が使い込まれたネルで入れてくれました。
ポタポタと湯を注いでいき、ゆっくりと蒸らしていく。
丁寧に丁寧に細く湯を落としていき、終わる寸前に
ネルのフチすれすれにポタポタ湯を落とす。
暖められたころんとした白磁の湯のみに入れてくれた一杯。
トロっとしたコーヒーは口に入れるとすごく良い香り、
フワっと広がる土の香りのよう。タンザニア深煎り。
「良かったら..」とすすめてくれて食べた焙煎豆も
カリっとしていて変なニガ味がなくて、あまり美味しいと
思った事がない私でも美味しく頂けました。

「少し冷めた頃が味わい深くて美味しいので、
ゆっくり飲んで行って下さい。」と言って下さり....
これはカフェオレには合わない豆。ミルクと喧嘩するので、
ミルクコーヒーになってしまう。
紅茶は80度ぐらいの湯の温度。一部温度が高い方がいいが。
ネルはカフェ工船の瀬戸さんやおばあさんが手縫いで縫っている。
カフェ工船の豆は70%がオオヤさんの焙煎。
元ギタリストで、なぎ食堂の人には昔からお世話になっている。
ボイスギャラリーやダムタイプの事。
なぎ食堂は食べ物やさんなので、
コーヒーをじっくり飲ませられないのが残念。
最近では焙煎人の名前が先に立つけれど、いいお店があってこそ
そこに美味しいコーヒーがあると思うんです。。
コーヒーを頂きながら、短い時間だったけれど色々な話しを聞きました。

外に出てすっかり暗くなった寒い歩道を歩きながらの帰り道。
いつまでも口に美味しいコーヒーの後味が残った。
コーヒー一杯でこんなに気分良くいられるなんて。
たかがコーヒーされどコーヒー。。