月1のお楽しみ、sotoでの映画会。
「アクメッド王子の冒険」は1926年のドイツ映画で、
製作に3年を費やした、映画歴史初の長編アニメーション。
細部まで細かく切り抜かれた美しい影絵で、
繊細で大胆な動きには目を奪われる。
「レース編みのように繊細で...」と説明文があったのだけれど、
レース編みでも、こんなユニークな形の森の植物や、
人物の衣装、動物や建物など、本当にあったら
ワクワクして編みたくなるのに..と思った。
フルオーケストラのサントラも迫力の音。
ストーリーは、昔の戯曲を元にしているのかな?
ラブストーリーなんですが、結構不条理で、
色々な国を旅し、そんなに女を変えて、闘志を燃やし
戦わなくても...と笑いながら見ていました。
他上映されていた短編作品は、
カルメン」(1933)、「ガラテア」(1935)、「パパゲーノ」(1935)
「眠れる森の美女」「長靴をはいた猫」(共に1954)


いつも楽しみにしている映画をイメージした料理
・WAK WAK島のご馳走
・鯛と鮭の膾(なますがあるだけで
グっと新年らしい料理に. 味のアクセント)
・ドングリの餅 荏胡麻のたれ(中華料理の食材でドングリ粉を
使うらしい. 甘いお餅)
・キノコと芹の胡桃和え(胡麻の味が香ばしいかった)
古代米の栗ご飯(黒米があざやかで栗がホクホク)
・鶏手羽と牛蒡の胡麻焼き(塩味だけでとっても美味しい鶏だった)
・ナツメと蘇(牛乳を煮詰めて作った甘いデザート)
・WAK WAK島のブドウソーダ(山ぶどうジュースのソーダ割り)


アクメッド王子が中国への冒険の前に立ち寄る
WAK WAK島(日本)のお料理。
どれもとても美味しくて味付けは、古代料理という事で、
砂糖、醤油などは使わず、塩のみ。
前回とは違ったプレートメニューで、これだけ深い味が出せるのか...
と、驚きのプレートでした。次回も楽しみです。