ワニさんの珈琲教室の上級者コースが終了しました。
平井にあるしげの珈琲では、沢山あるしげのサン
培煎の豆の中から、好きな物をピックアップして、
道具を借りてコーヒーを淹れてみる..という
実習をしました。しげのサンではサーバーに
赤い目盛りが付いたガラスビーカーを使用していて、
淹れた量が読み取りやすく、人の好みに合わせて
濃く淹れたり、薄めに淹れたりしやすいそう。
他メーカーの3つ穴式ドリッパーより、KONO式は
上手く淹れるのが難しいのでプロ使用だそう。
しげのサンは元カメラマンの仕事をしていたそうです。
その日培煎した豆を選んで、淹れさせてもらいましたが、
道具が違うため、上手く淹れられませんでした。
もっと練習しなくては。。美味しいオリジナルチーズケーキ
を頂いて、しげのブレンドをおみやげに購入しました。
アイスコーヒーがスゴク美味しくて、喉が潤いました。
この日のワニさんのブレンドは、豆の香りがフっと
鼻に広がって、今まで飲んだ中で一番美味しい豆でした。




先週は+α、ワニさん宅で培煎見学。
自宅の一室を培煎用にしていて、とても大きな古い培煎機が
置かれていました。ダメ豆を丁寧にハンドピックして、
火に豆がかけられ、ガス火の温度が徐々に上がっていき
パチパチと豆がはねる音がしてくる。
その間小窓を開けて豆の焼け具合をチェック。
火の温度を200°近くまでさげて、30分弱で培煎が
終了して、クーラーと扇風機で熱を冷ましていく。



最新の培煎機と古い培煎機の違いより、
培煎する人の違いの方が、豆の味を左右するそう。
フェアトレードの良質な豆を使用すれば、
ハンドピックをしなくてもよい..という人がいるが、
ハンドピックは、味を左右する大切な作業なので
いい生豆でも必ずした方がいい..とワニさんは言っていた。



フワフワの泡の膨らみが大きい、培煎したての豆を
みんなに淹れてくれました。皆の沢山の美味しいスイーツと
楽しい旅の話しは夜まで続きました。
ご当地ワニさん培煎コーヒー、どんな感じになるんだろう。
6,000枚のアナログと60年代の古いオーディオ、
もっと詳しく見たかったな。。




今回もワニさんの話しが色々聞けて面白かったんだけれど、
ワニ哲学の中で印象に残っているのは、人の悪口、陰口で
繋がっている仲は絶対いいものが生まれない..という言葉。
ここ何年かそんな事を思いながら過ごしていたので、
ハッとさせられた言葉だった。
五木寛之の、人生を1-25,25-50,50-75,75-100歳と
25年周期で考える..という生き方。
50歳になった時に、奥さんとの関係性を見直し、
男女間の役割分担を全てなくしたそう。
五木寛之の奥さんは50歳から画家になったらしい)
インド哲学がベースになっているらしいけれど、
面白い人生の考え方だな、と思った。
やっぱり若いうち幸せでも、年を取って不幸って
ツライ人生だよな..と最近思う。